ペットブームの加速に伴って、犬や猫などの動物を飼育する方も多いですが大切なペットとのお別れは誰にでも訪れます。中には自分の手で供養してあげたい想いから、手作りのお墓を作ってあげたいと考える方も多いのではないでしょうか。ペットのお墓を作るために必要な材料は、まず「墓石」です。これには木で作られた「木碑」や石が素材の「石碑」、金属製で見た目がおしゃれな「クリスタル墓石」など幅広い種類があるので、自分がイメージするお墓にあったものやそれぞれ耐久性などが異なるので、環境に合わせた物を選ぶことが大切です。
埋めた遺体の分解を早めたり、腐敗臭や有害物質の発生を抑えてくれる「腐葉土」や「石灰」も必要になります。作り方としては、まず庭のどこにペットの遺体を埋めるのか決めましょう。人が行き来して踏んでしまったり、水はけが悪い場所だと雨や風で遺体が表面に出てきてしまう可能性があるので、水はけがよくあまり人が歩かない場所が良いです。火葬せずにそのまま遺体を埋める場合は、最低でも1メートルぐらいの穴を掘ることで、他の動物に掘り返されたり雨水などでお墓が荒れてしまうのを防ぐことができるので、穴はなるべく深く掘ることがポイントになります。
遺体を穴の中に安置したら腐葉土と石灰を均一に混ぜたものを丁寧に被せ、お墓の場所がはっきり分かるように少し盛り土にしておき、最後に暮石とお花を立てる花瓶やペットが好きだったおやつなどを置く皿を設置することで完成です。